著作権Q&A
テレワークでも役立つアドバイス集2
お悩み 01 WEB会議で記事を共有。これって大丈夫?
以前は記事を関係者間で共有したい場合、各新聞社と包括契約を締結後、紙にコピーして配布していました。 現在はテレワークも増えたため、コピーして配布することができません。そのため有料のオンライン・クリッピングサービスで抽出された記事を WEB会議ツールを使って関係者との会議中に「画面共有」しています。 一瞬映すだけ・・と思い共有していましたが、参加者で閲覧する行為は著作権の観点ではいかがでしょうか?
お悩み 02 電子版の著作権がよく分かりません
新聞の電子版に自社商品に関する記事が掲載されました。記事内容が全文確認できる無料記事なので、ぜひ得意先にサービス紹介と併せてご案内したいと思います。 記事を共有するので電子版の著作権が気になるところですが、正直よく分かりません。無料で閲覧できる記事のため問題ないと思っているのですが、得意先に記事を共有しても大丈夫でしょうか?
お悩み 03 無料のネットニュースは共有してもいいですよね?
無料のネットニュース記事で競合他社が好意的に取り上げられていました。経営戦略にも関わるため、すぐに役員や開発部門に情報共有したいと思い、見出し、数行の要約、記事のURLを記載したメールを送信しました。 情報共有した人達からは迅速な対応を褒められましたが、無料のネットニュース記事とはいえ、見出しなどを共有してもよかったのでしょうか。教えてください。
お悩み 04 SNSに記事を無断掲載。 困っています
自社の幹部が、自社に関する記事を大きく撮影し、著作権のことをまったく考えず個人のSNSに掲載してしまいます。 写真から記事の内容も詳細に読めてしまいますし、無断で記事を掲載するのは著作権法違反にあたることを何度も説明しているのですが、 なかなか理解してもらえず同じことを繰り返されてしまいます。 幹部に事の重大さを理解させ、止めてもらう良い方法はないでしょうか。
お悩み 05 著作権を侵害した記事利用や 罰則の事例はありますか?
社内で著作権に対する意識を高めたいのですが、手さぐり状態で行っているためかイマイチ浸透しません。 この前自社の営業マンが許諾をとらずに記事をコピーしていたので、記事の取り扱いについて注意すると「どんなリスクがあるか具体的に説明してほしい」と言われました。 具体的に、と言われると良い例が思い浮かびません。著作権を無視した記事の利用や罰則の事例があれば教えてください。