事案 06 見出しを大量に書き写していた
朝刊各紙から自社に関係ある記事20~30本の見出しを書き写して一覧表を作り、幹部にメールしている。本文の書き写しは行っていないので、無許諾複製にはあたらないと思っていたが、新聞社のサイトには「見出しにも著作権がある」という記述があった。
結果 不法行為とされた前例を見て、即刻中止
裁判例などを調べたところ、「苦労してつけた見出しを、ただ乗りで大量に複製利用していたネット業者が、不法行為として賠償命令を受けた例もある」とわかった。見出しの大量の書き写しは、中止することになった。
解説
新聞社では、記事の本文だけでなく、見出しについても著作権などを主張する場合があります。継続的に相当の量を複製しているとなると、新聞社に相談されることをお勧めします。
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