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【ELspot+】2025年の広報戦略設計にむけた2024年の振り返り/業務棚卸し【前編】-2024.10.10-

【本日の流れ】

  1. はじめに:「皆さんと一緒に作っていくELspot+」(ELNET営業部 部長 佐藤 宏之)
  2. 参加者の自己紹介
  3. 事前レクチャー・話題提供:株式会社プラスカラー 北村 瑠美 氏
    1. 「広報戦略の立て方のセオリーとは?」
    2. 「【事例紹介】 広報活動の振り返りの工夫点」
  4. グループディスカッション:

①2024年広報計画を振り返ってみて...

・どんな目的・目標を立てて、どんなこと(施策)をしたのか

・それはうまくいったのか、いかなかったのか

②日々の振り返りのやり方・活用法は、どのようにしているか

③目標の決め方と追い方は、どのようにしているか


【背景】

今年もあと2か月となりました。ちょうど今頃は、2024年の広報活動の実績を振り返り、2025年に向けた目標設定を行う時期ではないかと思います。
そこで10月は「2025年の広報戦略設計にむけた2024年の振り返り/業務棚卸し編」をテーマに交流勉強会を行いました。
今年1年の広報活動の成果はいかがでしたか。新しい発見や出会いはありましたか。来年に向けての目標や課題はどのようなことでしょうかーー。
各社の振り返りを持ち寄り、共有・議論しました。また、日頃、業務に追われてなかなかできない「振り返りの方法」や「目標設定の方法」についても、実際の事例を紹介しながら、各社で取り組まれていることを共有しディスカッションしました。
本レポートでは、前編と後編に分け、【前編】では当日のディスカッション内容をご紹介します。

【本日の交流勉強会】 


1.はじめに:皆さんと一緒に作っていくELspot+

ELNET営業部長 佐藤 宏之


ELspot+交流勉強会も、昨年の7月に始めて1年と少しになります。
これまで、広報業務の年間サイクルに合わせて、KPI設定やメディアリレーション、危機管理広報などのテーマで実施してきました。
私どももまだまだ手探りでやっているところがありますので、「こういうテーマでやってほしい」「こういう形式が面白そう」などのご意見やご提案がありましたら、ぜひお聞かせください。皆さんと一緒に作っていく場にしたいと思っています。

2.参加者の自己紹介


3.事前レクチャー・話題提供

株式会社プラスカラー 北村 瑠美 氏

グループディスカッションに先立ち、事前レクチャーとして、「広報戦略の立て方のセオリーとは?」「【事例紹介】広報活動の振り返りの工夫点」について話題提供をしました。
主な内容は、下記の通りです。
①:広報戦略の立て方のセオリーとは?

  • 最終的に到達したいゴール(KGI:Key Goal Indicator)から逆算する
  • 目標数値(KPI:Key Performance Indicator)は自社でコントロールできるものを設定する
  • 目標数値はあれもこれもではなく「本当に重要なもの」に絞り込む
  • 目標は「自分たちの気持ちが乗る!」「自分自身のモチベーションが上がる」ものにする
  • 目標は「行動目標」「露出目標」「成果目標」の3種類に分ける

②:【事例紹介】 広報活動の振り返りの工夫点

  • 広報活動は定量化が難しい反面、思いをストーリー化しやすい
  • 数値で表しにくい定性的目標の場合は「晴れ・曇り・雨マーク」などで表現してもいい
  • 上司評価だけでなく、チームメンバーにも評価してもらっている(360度評価)
  • 会社目標や事業目標がわからなかったら、役員に直接聞きに行く。そうすれば、役員とのリレーションもできる


4.グループディスカッション

「各社広報目標振返り様式の共有と業務棚卸し改善について」


後半のディスカッションでは、グループに分かれ、「2024年広報計画を振り返ってみて…」「日々の振り返りのやり方・活用法」「目標の決め方と追い方」について話し合いました。
ディスカッションを通して、次のような議論や新たな気づきがありました。

  • 広報目標設定については、「メディアへの発信数や掲載数」「広告料金換算値」(アウトプット)だけでなく、その先にある「株価への影響」や「ブランド価値向上」(アウトカム)が重要な目標だということを、改めて思った。実際には効果測定が難しいが…。
  • 来年度の広報計画を立てる上で、改めて「広報のお客様は誰なのか?」が必要だということを話し合った。それは、商品を購入いただいているお客様なのか、株主としての投資家なのか、社会貢献・地域貢献の面では市民や地域の方々(ステークホルダー)なのか、…。広報としては幅広い方のことを考える必要があると感じた。
  • 同じ「広報目標の立て方」「広報活動の振り返り」といっても、その内容は各社各業界によって異なることが分かった。違いが分かることで、自社で新たに取り入れるべきことも見つかった


……ディスカッションでの気づきはまだまだ続きます。【後編】では10月23日に行われた回でのディスカッション内容と、参加された方々の感想をご紹介します。

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