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導入事例

株式会社ダスキン

クリッピング作業を4分の1に圧縮!FC加盟店や記者との関係構築まで実現

モーニングクリッピング®をご活用中の株式会社ダスキン 広報部 コーポレートコミュニケーション室 室長・廣岡真由子様に、営業担当小渡がお話を伺いました。

株式会社ダスキン 広報部 コーポレートコミュニケーション室 室長 廣岡 真由子様
業種
サービス業
設立
1963年
従業員数
500名~1999名
ELNETPOINT
  1. 1クリッピング作業が約2時間から30分に短縮。早朝出勤がなくなり、広報担当者の心労も激減
  2. 2主要紙・通信社の署名記事を定期的にモニタリングし、メディアリレーションの強化に繋げられた
  3. 3広報勉強会「ELspot+」への参加を通じ、広報手法や業界動向をインプットできた

毎日の記事収集や切り抜き作業が広報担当者の大きな負担に

小渡:まずは、御社の事業概要について教えてください。

廣岡:ダスキンは「自らは汚れても相手をきれいにするぞうきんのような、社会のお役に立つような会社にしたい」という創業者の理念を出発点に、お掃除用品のレンタル事業からスタートした会社です。現在は、家事代行サービス、イベント総合サポート、各種用品のレンタル、ミスタードーナツなどのフード事業など、15を超える事業を展開しています。これまでにも、時代背景に即した「社会貢献に資する多様な事業に挑戦したい」という想いから、累計100を超えるプロジェクトを立ち上げてきました。

また、当社の大きな特徴として挙げられるのが、フランチャイズ(FC)ビジネスモデルの採用です。当社の経営理念に賛同いただける、地域に根差した企業とFC契約を結び、事業を展開しています。

小渡: 常に「お客様の役に立ちたい」という理念を軸に事業を運営されているのですね。その中で、広報部門はどのような役割を担っているのでしょうか。

廣岡:自社の商品やサービスだけでなく、社会貢献活動など、企業姿勢について、広く社会に発信していくことが広報部の使命です。たとえば、ダスキンの主力商品のモップがどのように環境にやさしいのかなど、ご存じない方もいらっしゃいます。そうした認知のギャップを埋めるためにも、さまざまな情報を積極的に発信しています。

小渡:2023年4月にモーニングクリッピング®を導入されていますが、導入前の課題について教えていただけますか。

廣岡最大の課題は、時間のかかってしまうアナログ作業にありました。

新聞社と契約を結び、著作権の利用許諾を得たうえで、手作業でクリッピングを行っていました。毎朝8時ごろから、関西で入手可能なすべての新聞に対し、ダスキンに関する記事がないか目視で確認していたのです。記事が見つかればコピーして切り抜き、1枚の紙にまとめたうえで、10時を目途に社内全フロアすべてに配布していました。これは広報部門にとって、非常に大きな負担となっていました。

さらに、全国の地方紙を網羅できないという課題も抱えていました。全国にフランチャイズ展開しているダスキンにとって、地方での重要な報道を見落とすリスクは看過できないものでした。


クリッピング作業が30分に短縮。広報担当者の心労も大幅に軽減された

廣岡:モーニングクリッピング®のご提案を初めて頂いたとき、率直に「これは非常に良いサービスだ」と感じました。当時の上司もアナログでのクリッピング作業を経験しており、その負担の大きさを理解していたため、社内での合意形成もスムーズに進み、導入に至りました。

小渡:導入に際しては、当社から技術的なサポートもさせていただきましたね。導入後の具体的な効果についても教えてください。

廣岡:まず、業務のデジタル化によって作業効率が飛躍的に向上しました。「ダスキン」「ミスタードーナツ」など、システムに登録したキーワードに関連する記事の見出しが一覧で表示され、クリックすれば詳細を確認できます。担当者は内容を精査したうえで、関係者にメールで配信するだけ。これまで2時間ほどかかっていた作業が、わずか30分程度で完了するようになりました。

また、在宅勤務中でも広報業務を行えるようになった点も大きな変化です。子育て中の社員でも柔軟に対応できるようになり、心理的な負担も大幅に軽減されました。

さらに、役員秘書や各事業部門の担当者、東京の広報担当など、社内の多様な関係者への情報共有がリアルタイムで可能に。これまで東京の広報担当に1日遅れで郵送していた紙の記事も、すぐに共有できるようになりました。社内全体の情報感度が高まったと感じています。実際に役員から「今日も地方紙に載っていたね」と声が上がるなど、広報活動の成果を組織全体で実感できるようになりました。

小渡:モーニングクリッピング®が、御社の経営戦略にも寄与していると感じられる点はございますか。

廣岡:はい。当社は2025年4月より「Do-Connect(人と人・人と社会・人と明日をつなぐ)」を長期経営戦略として掲げています。

同じ情報を全員がタイムリーに共有できるようになったことで、社員同士はもちろんですが、今後、加盟店や地域の関係者との結びつきをより強くすることができるのではないかと考えています。


記者とメディアリレーションを深める材料として活用

小渡:御社では、記者の氏名もキーワードとしてご登録いただいていますね。その背景にはどのような意図があるのでしょうか。

廣岡:一般紙については、当社を担当してくださっている記者がある程度決まっています。私たちは、そうした記者の方々と年数回対面でお会いしたり、記者発表会の際にお声がけしたりして、継続的にメディアリレーションの構築に取り組んでいます。

記者の興味関心などを学ぶという点でその情報収集に、モーニングクリッピング®を活用させていただいています。

小渡:ありがとうございます。メディアリレーションを深める材料としても、モーニングクリッピング®をご活用いただいているということですね。


広報勉強会「ELspot+」で、スキルアップや他社の広報担当者との関係構築を図る

小渡:当社が開催している広報勉強会「ELspot+」にもご参加いただいていますね。

廣岡:はい。SNSの登場などによって情報発信の形が目まぐるしく変わる中、「ELspot+」のような勉強会は、自身の業務をバージョンアップさせる貴重な機会です。

実際、参加した広報担当者からは「面白かった」「ためになった」と声が上がっています。

また、少人数制で講師陣へ自由に質問できるため、広報担当者にとって大きな刺激となっています。

小渡:そのようにご評価いただけて、とても嬉しいです。

廣岡:広報という職種は、「横のつながり」を築きにくい面があります。特に新たに広報へ配属されたメンバーにとっては、他社の広報担当者と直接話すことで、自身のスキルレベルを客観的に把握できるようになり、自信にもつながっているようです。

勉強会のテーマも毎回とても興味深いですね。メディア対応やプレスリリース作成といった基本から、採用ブランディングや広報企画など応用的な内容まで、幅広くカバーされていて勉強になります。ぜひ、今後も継続して開催していただけたら嬉しいです。


今後はWEBニュースのチェックも強化していきたい

廣岡:現在は主に新聞の記事チェックに重点を置いていますが、今後はWEBニュースの活用もさらに強化していきたいと考えています。たとえば、主要紙では、WEB限定で掲載される記事も増えてきており、見逃せない情報が多くあります。

また、モーニングクリッピング®には、登録済みキーワード以外の情報も柔軟に検索できる機能が今後追加されることを期待しています。突発的なトラブルや社会的な動きに対応するため、「最近こうした事例が起きていないか調べてほしい」と依頼される場面がよくあります。現在もキーワードの追加はすぐ反映されますが、よりスムーズに検索できる機能が備われば、広報部門の情報活用の幅がいっそう広がるのではないでしょうか。

小渡:ありがとうございます。今後も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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設立
1963年
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