第6回ELspot+勉強会レポート～メディア新規開拓で工夫していることは？～

　メディアリレーションは、自社情報を社外に発信していくために広報担当者がメディアと信頼関係を築いていく重要な活動です。プレスリリースを発信しているがメディアからの反応がないなど課題を抱えている広報担当者も多いのではないでしょうか。
　2023年を締めくくる第6回のELspot+勉強会では「【メディアリレーション】メディア新規開拓で工夫していることは？」をテーマに、実際に行った取り組みとその結果の共有、課題についてのディスカッションを行いました。

１.勉強会

　まずはじめに、参加者同士で メディア新規開拓に向けて実践している取り組みの共有を行いました。企業ごとに特色があり、「積極的にアプローチをする企業」「間接的にアプローチを行う企業」など互いに自社にはない視点から意見が出てくることで刺激になっていることが伝わってきました。
　次に、新サービスリリース時にメディアに取り上げられるにはどんなアクションが必要なのかディスカッションを行い、「プレスリリースの発信」という基本的なアクションをはじめ「インフルエンサーの活用」「地域との連携」といった様々な意見が出されました。メディアへのアクションに正解というものはありませんが、旬のワードを全面に押し出すことやTVであれば企画を作って売り込むなど、メディア側が取り上げやすい内容にして提供していくのも手法の一つのようです。
　最後に、2024年3月のディスカッションテーマについて参加者同士で議論し、その結果「企業のブランディングについて」となりました。

２．交流会

　今回参加した企業の中には12月に人事異動が行われたところもあり、新任の方の自己紹介と業務内容・課題の共有を行いました。
　また、企業によってはテーマに合わせて参加者を変えているケースもあるようで、毎回違ったメンバーで話し合うことで開催のたびに刺激になっている様子も見受けられます。

３．おわりに

　ELspot+（イーエルスポットプラス）は、「参加者主体の実践型コミュニティ」として、広報に興味を持つ様々なバックグラウンドのビジネスパーソンを会員として募り、義務や必要性に縛られることのない、サードプレイス（居心地の良い場所）のようなコミュニティを目指しております。広報担当者の皆様の中には、抱えている課題の解決策が思い浮かばない、社内に相談できる人がいないなど、様々なお悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。ELspot+にご参加いただき、課題をぶつけてみませんか？他の広報担当者との交流を通じて、新たな気づきが得られるかもしれません。広報歴の浅い方はもちろんのこと、経験豊富な方にとっても視野を広げる機会となります。ぜひご参加ください。

文責：ELNET営業部　斉藤　俊一