事案 02 無許諾複製、発覚しても改めず
自社に関する新聞記事を、広報課員が新聞社の許諾をとらずに切り抜いて複製、クリッピングを行っていた。新聞社が、違法コピーがないか業界別に聞き取り調査をしたことで判明。新聞社は許諾申請を要請したが、実務担当者は6ヶ月たっても応じることなく、クリッピングを続けていた。
結果 さかのぼって許諾料を支払い
新聞社は、実務担当者の上司と直談判。上司は全面的に非を認めた。クリッピング許諾料は、要請を無視した半年前にさかのぼって支払われた。
解説
許諾が必要だと知らなかった場合もあるでしょうが、このケースは、新聞社からの要請があった時点で分かったはず。担当者レベルで留め置かずにすぐ上司と相談して、許諾などの善後策を取るべきでした。放置すればするほど、さかのぼって支払う場合の予算措置などが大変になります。
「著作権ブックレット」をプレゼント!!
![広報・営業の現場で「著作権」に悩んだら開く本](https://images.microcms-assets.io/assets/1b0d24aec3e34ed39319059699834722/f0644d32bde44b889afe68b8f1215547/booklet.jpg?ixlib=gatsbyHook-2.0.2&fit=min&auto=format%2Ccompress&fm=webp&w=207&h=293)
クリッピングや記事検索サービスの一週間フリートライアルをお申し込み頂いた方に、著作権のイロハとリスクを解説する冊子をプレゼントいたします。
まずはお試しください!
1週間フリートライアルのお申し込みはこちら